自分を笑えない自分が一番つらい

子供たちは遊びに全力。羨ましいくらいに駆け回って、羨ましいくらいに爆睡して。羨ましいと言いつつ、大人になって露出する怠惰な部分もなんとなく好きだったりするんだけど。

昨年、こんな記事を書いてました。

最近も、夫婦の相談とか子育ての相談とかいろんな話とか体のこととかで院にみなさん来てくれておしゃべりします。

僕も含めてなんだけど、

人間って不寛容だなぁ

って改めて思うの。

特に“自分自身に不寛容“で、自分の中のダメな部分とか、他人と比べて劣ってる部分とかを笑えない。

他人がするちょっとした不手際も笑えない。

もちろん「ここは流石に笑えないよね」ってことはあるけど、できない自分に少し微笑んであげてもいいのかなって思う時ってない?

「うわ、ダサッ!」って自分に言って笑ってあげたら、自分も楽になる気がして。
で、ダサいって笑ったらまた歩き出す。次に向かう。

できた時は大いに喜んで、できなかったら笑ってあげて。

なんて言いながらも、これがなかなか難しいったらありゃしない。
教育の刷り込みかなんなのかわからないけど、必死になっていないとダメみたいな空気感って強くて、真面目できちんとしていて、素直で優しくて、なんでもしっかりできる。そんな人間が良しとされるんだけど

そんなの無理だ!!!

目指してはいるんだろうけど、無理だ。

だからきっと人間って誰かに「大丈夫だよ。頑張ってるよ」って言ってもらいたいんだろうなぁってつくづく思うのです。
だって、褒めてもらえたら嬉しいじゃん。誰だって。

子供と時間を共有してて思うけど、そりゃ頑張ってることに「それ、違うよ」とか「何やってんの!」なんて怒られたらたまったもんじゃないよなぁって。

生きてるだけで子供たちも必死なんだよね。
ダラダラしてそうでも心の中では思いっきりもがいてたりするんだよね。

大人も子供と一緒に笑えたらいいね。
笑ってたらまた一緒に歩けばいいんだから。

もうちょっと寛容な世の中になるように期待しようっと。自分自身も寛容でいれるようにカッコ悪くいようって。

ちばつかさ こころとからだの中身から

元プロ野球選手の柔道整復師 こころとからだのコーディネーター ちばつかさのWEBサイト

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