湿っぽい過去の軌跡の話。パート2

昨日の過去の軌跡訪問の最後は、まったくよい思い出がない母校の大学に。
なんだか迷子になるくらいデカくて綺麗になっててソワソワしちゃった。

3年の終わりに自主退学したんだけど、「もったいない」って周りから言われまくって。でも野球を辞めた僕にとって、学ぶ意義も通う意義も意欲もなくて退学した。もったいないって一回も思わなかったんだけど、今こうして「学びたい!」って思える時が本当の学びの時なんだろうって思ってるのです。

昨日abema primeでHSP(Highty Sensitive Person)の特集やってたけど、その性質を持つ僕にとってあの学生ホールとかキャンパスライフがまったくと言っていいほど合わず、学校に行くたびに「早く帰りたい」って思っていたなぁって振り返るんだけど、専門学校の時は学びたくて勉強が楽しくて。

なにを目的にそれをするのか?

って人の行動を変えるし、習慣すら変えるんだね。ってことを振り返ってみて改めて感じるのです。

この大学に通ってる時に借金を1000万作った。あんなに大好きだった野球が嫌いになってバットもボールも持たなくなった。
彼女と家出をした。自殺しようと思った。バイクで事故って松葉杖ついてた。毎日吐いてたし、毎日もがいてた。

人ってちょっとしたきっかけで自分を壊し、こじらせる。今はいろんな人のコーディネートをさせてもらってるんだけど、傾きそうになった時とか、逃げたくなった時とか、転んでしまった時とか、言えなかったり隠したかったりするとどんどんドツボにハマってって戻れなくなってきちゃうことってたくさんあるんですよね。

純粋に野球選手を目指していたのに、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ向く方向が変わるだけで行き先がガラッと変わってしまう。

そんな経験をしてきたもんだから、今こうして仕事として今の状態をコーディネートさせてもらっていて、逃げても倒れても大丈夫。傾いても大丈夫。こうやって笑って生きていけるから大丈夫って伝えてるんだけど。

ちょっとしたきっかけで傾いたり転んだりするんだけど、またちょっとしたきっかけとかちょっとした捉え方の変化だけでいくらでも方向を変えることができる。

それを学ばせてもらった過去の軌跡。
もう一度やれって言われたら絶対にやりたくないけど、今、この瞬間を生きることでしかあの過去を良いものに変えることができない。

どんな過去があろうとも、今が良いならそれでいいじゃないか。
そう思って今日を生きるわけです。

今日がオッケーなら、すべての過去を笑い飛ばせる。

だから今日を最高にしようじゃないか。
そう思うのです。


ちばつかさ こころとからだの中身から

元プロ野球選手の柔道整復師 こころとからだのコーディネーター ちばつかさのWEBサイト

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