一瞬の快楽と持続する不快の関係
「楽しいことってすぐ終わるね」
「あー夏休みが終わる!」
子供たちにとっても大人になっても、楽しいことっていうのは一瞬で終わるし、嫌なこと、不快なことはやけにダラダラと長く続くように感じる。
快楽は一瞬、不快は一生
心理学の本の中に不倫だかなんだかの例を出しながら載っていたこの言葉。
ドキドキする感じは一瞬で終わるんだけど、そのあとの修羅場、別れ、嫌悪感、苛立ちみたいなのはダラダラと続き、そしてそれにまた嫌気がさして一瞬の快楽を求めにいくんだろうね。
でも。不快があるからこそ快楽ってのは感じるのであって、毎日毎時間が快楽の中だったらそれは快楽ではなくて「普通」「日常」になるわけで、平坦でだらっとした日々なんだと思うんです。
不快があるからこそ楽しさがある。
嫌なことと嬉しいことや楽しいことって表裏一体。
毎日が夏休みだったら、今度がその退屈に嫌気がさしてくるもの。
だから、嫌なことは快楽の始まり。前触れ。
それくらいに思ってワクワクすればいいんだと思うんだ。
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