“空”と君との間には

仏教学校を出たわけでも仏教について研究してきたわけでもないけど、実家の墓が臨済宗のお寺にあって死んだじいちゃんが住職にもらってくる仏教のいろんなお話、餓鬼の話とか盆の話が載っている小冊子が実家のトイレにおいてあったんです。

小学生くらいに大便するときそれをパラパラとめくって読んでたなぁって思うと、その頃から仏教に興味を持っていたんだろうね。だからと言って詳しいわけじゃないんだけど、なんとなく「お釈迦様ってすげーな!!」みたいな感じなのです。

昨日はクローン文化財展ってやつで釈迦三尊像やらバーミヤーン(ラーメンじゃないよ)の遺跡やらを観てきたけどなんだかやっぱり吸い込まれるのよね。

なにかに悩んだとき「どうせそれってないんだよね。ないものないもの」っていう「空」を理解した(理解した気でいるだけ)とき、悩むのがバカらしくなったり、なんとなく嫌だなって人に出会った時も「これも自分で“嫌だ”って決めつけてるだけじゃん」なんて思うと、その人の見方が変わったり。

少しかじったでけでも、生きやすくなった感が大いにあるのです。“ない”ものに悩んでてもしょうがないし、悩んでる自分も“ない”んだからさ。

で、YouTubeでなんとなく観たニコラ・テスラの話。あのイーロン・マスクのテスラ社の社名の由来になった人ね。

その人が言う「3・6・9の法則」の話きいたらさらに「お釈迦様ってすげーな!」になったわけです。

僕はスピリチュアルとか全然よくわからないし、“スピ系”でもなんでもないけど、科学的に解明すると仏教もすげーってなるみたい。
そんな感じで昨日は文化に触れたんだけど、子育て終わったら妻と一緒に世界の遺跡とか世界の有名どころまわるのが目標だから、それまでにいろんなこと経験しとけばさらに見方も変わるんだろうなぁなんて思った次第です。

頭のいい人とか芸術家、アーティスティックな天才とかって、世界のいろんなことに気づいてるんだね。そう思うと知らないこともある意味幸せなんだろうけど、知ろうとすればするほど「不完全でいいや」ってなってくる。諦めの境地的なね。

ちばつかさ こころとからだの中身から

元プロ野球選手の柔道整復師 こころとからだのコーディネーター ちばつかさのWEBサイト

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