“自分自身“が好きになれない人へ
「わたし、自分に自信がないし自分のこと好きじゃないんです」
って人けっこうたくさんいます。
どうやら日本人の特徴として、諸外国と比べても“自己肯定感の低さ“があるらしいです。
もしかしたらこの結果が日本人の“謙虚さ“の原因なのかもなんて思うんだけど、それは全体を見た時のもの。ミクロ的に個人を見てみるとやっぱり“自分自身が嫌い“って人は多いです。
ではなぜそんな感情になるのか?っていうと
その理由の一つに
“自分という人間が、自分の理想と大きくかけ離れているから“
というものがあると思います。
- あの子に比べて可愛くないから
- あの人に比べて仕事ができないから
- お金もないし偉くもない
- うまくできないことばかりだ
…などなど、基本的に誰かと比べて目指すものから離れていればいるほど自分が嫌いになる。
でもね
いったい、どこまで完璧を求めるの?
と言いたい。
あなたも僕も完璧じゃない。ダサい人間。いくら頑張っても理想には届かないってことを知って欲しい。
基本的に人間って、埋まりきらない“空白“の部分を求めて今日を生きてる。完全体になったら生きている意味がなくなるね。だって求めるものがないんだから。
テレビに映ってるいろんな人も、今すれ違ったあんな人も、僕やあなた以外だからこそ素敵に見えるだけで同じ感覚を全員が感じてる。
もう一度言おう。
あなたも僕もダサい人間
なんだ。
でも、それを必死に隠して生きる。だってダサいのを見られるのなんて嫌じゃん。恥ずかしいし笑われるし。
可愛くないスッピンを隠すために化粧をするんだ。
ダサい寝癖を隠すために必死に髪の毛キメるんだ。
でも本当の姿はそれじゃない。もっとカッコ悪くて不完全で煩悩だらけの自分。
“自分自身が嫌い“というのは
そのダサい自分が嫌い
なだけ。でもきっと地球上に1人しかいなかったらそんなこと思わないね。比較がないから何がダサいかわからないんだから。
ダサくてカッコ悪いあなたも含めてあなたなんだ。ダサくて不完全な僕も含めて僕なんだ。
それを理解して認めた時、必死にそれを穴埋めしようとしている自分が可愛くて愛おしくて好きになるはず。
カッコ悪いのを隠して生きるよりもまず、嫌いだったそのダサいところを認めてあげることで何か世界が変わる。確実に。
っていうのをいつもいうけど僕は娘の横で大量のおねしょをして気づいたんだ。
あれはダサくてカッコ悪い36歳の朝だったよ。
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