それが“躁状態“だと気付いたりすると…
100万円の起業塾みたいなところにいくくらいなら、100万円使って今すぐにでも起業したほうがいいと僕は思っているんだけど、それでもそこに行ってしまうのは
少しでも不安を解消したい
という心理が働くのかも。
なんで「100万円を使って起業したほうがいいか?」というと、自分で考えて、自分で失敗して、自分で改善して、自分で喜んで、そうやって学んでいくから。
成功というのはまぐれがあります。
環境がたまたまそうさせているだけかもしれない。
元プロ野球選手は、その人だから元プロ野球選手なのであって、まったく同じことをすれば同じようになれるわけがないと教えてくれたのは孫氏の兵法。
成功ではなく失敗から学べ。と。
でも勘違いしてしまう。
成功してる人の話を聴いて同じようにやれば、少なからず成功するに違いない。って。
それはマインド系やスピ系(スピ系というのは日本的なやつ。アメリカでいうスピリチュアルは人生の幸福感とか宗教心的なもっと哲学的なもの)の高い料金のやつも似たような感じで、テンション上げてイケイケでやれば何かしら成功するはずだって思ってしまう時があります。
でもそれは
一時の躁状態
でしかないんじゃないか?という仮説を立ててみました。あくまでも仮説ね。
でも仮説とはいえ、必ずと言っていいほど参加して時間が経つと元に戻るし、酷いとさらに悪くなってたり…。
そんな人を何人も見てきた。
もちろん参加して人生観が変わる人もいるんだけどほんの一握り。でもそれは突き抜けちゃうような人で、元々ポテンシャルがあるような人かも。
昨日、車に例えて人の進み方を書いたんだけど“温度感“ってのがあって、その人特有の温度みたいなものがあります。
みーんな同じってことはあり得ない。
学校のクラスにいる人も外向的で目立ちたい人から、内向的で目立ちたくない人まで様々だと思うけど、それはその人特有の温度。
「内向的な人がコスプレしたら開花した」「着ぐるみ着たらめっちゃテンションあがって変わった」ってことがあるのは、本来内に秘めていたその力が、きっかけによって開花した証拠。それが元々ポテンシャルがある人だったり、瞬時に気づけた人。
もしくは、本当は内向的な気質なんだけど、その時だけは前向きになれる。みたいな。
でもほとんどの人が“作られた躁状態“に気付かず、オーバーヒートしてテンションダウンしてしまいます。
誰にだって経験があるはず。
慣れないこと頑張ってやったらドッと疲れが出た。みたいなこと。
一体、自分自身の平熱はどれくらいなのか?
どこまでの熱だったら耐えられるのか?
どれくらいの期間熱をあげていたら順応できるのか?
それは、他人には決してコントロールすることができない。その人自身で気づいていくしかないんだと思う。
だから最後は自分。
自分で決断しなきゃいけない。
いきなり高得点なんか狙わなくていいじゃないか。
間違えるからこそ今の自分に気づける。
僕はそう思うんだ。
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