ヤンキー理論
友達とゴルフ行った時、そいつはジャイアンツって書いたゴルフウェアじゃないただのシャカシャカの服を着てプレーした。
カッコはダサい。他の友達はザ・ゴルフの格好。見るからにできそうなウェアだ。
さて、プレーはどうか。
ジャイアンツが1番のスコア。カッコいい。
「弘法筆を選ばず」なんて言うけど、まさにそれ。
冒頭の写真は夫婦で(この時はまだ結婚していない)チャラついてカッコつけてた時。カッコ悪いのに。超絶ダサいヤツ。
内側に抱えるダサい部分を必死に隠して外っつらばっかりカッコつけると中身がない人間が完成する。
空虚な人間は脆い。空虚な作り物は脆い。
一発のパンチで壊れる。
僕たち夫婦も段々と中身が詰まってきた。まだまだダサいけど。
ダサいと思ってたやつが能力を発揮した時、普段よりも何十倍もの輝きを放つ。
僕はこれを
ヤンキー理論
と名付けた。
できそうもないやつがやたらとできると人は驚き感動する。逆にできそうなヤツがまったくできないと半端なく落胆する。
10のうち9優しい人の1のダメな部分はめっちゃ目立つ。
逆に、9ダメなヤツの1の凄さはやけに魅力的に思う。
DV男がたまに見せる優しさに惹かれるのはこれだ。
ダサさは自分で認めてあげて初めて輝く。
そして空虚だった中身を意味のある中身に変えてくれる。
ダサさに意味が与えられるから、自分という人間に意味ができる。
弱さを隠せば隠すほどさらに弱くなり
弱さを認めれば認めるほど人は強くなる。
だからヤンキーは強い。
ダサいことを認めた瞬間さらに強くなる。
大人になった時にめっちゃ強くなる。
ダサかったことに気づくから。
認めてあげよ。その弱さ。
人間みんなダサいから大丈夫。
強がるほどカッコ悪い。
それがヤンキー理論。
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