保身したいなら謝りなさい。

少し前に行った母校。
まったく柔道整復師っぽくない卒業生で、「先生」と呼ばれるには程遠い人物であることは間違いなく、でもこうやってもてはやしてくれるのは素直に嬉しいわけです。

もう「ごめん」としか言いようがない。

ここを卒業して就職したのがマンモス整形外科で1日200人〜300人の来院があり、リハビリスタッフは15名くらいいたと思います。

そんな場所で勤めていた時、僕がカルテの後ろに記入する際にミスを犯してしまったことがありました。

院長が「このミスはなんだ」とご立腹になっているとリハビリスタッフの間で噂になり

「それ僕のミスなので謝りにいきます」

と直属の先輩先生に言ったら

「いやいかないでいい。謝ったら何言われるかわからない。なんとかしよう」

って。

いやいや、謝って改善するのが1番なのに…って思ったので、先輩先生を無視して

「これは僕が間違えて書いてしまいました。これでマイナスになった診療報酬は僕の給与から差し引いてください」

って言ったら“謝りに来る“っていうことが相当珍しかったらしく、逆に褒め称えられました。

きっと先輩先生は保身のために「謝らないで隠す」という選択をしようとしたんだろうけど、残念ながら逆なんです。

保身のためには出来るだけ早急に謝ったほうがいいです。

周りを見渡すと“謝れない人“って多くないですか?特に変なプライドみたいなもので固まってる人ほど謝ることができません。

一見、負けを認めるってダサくてかっこ悪いんだけど、逆に潔く負けを認めて謝れるっていうのは実はカッコいいのです。

妻に謝れない旦那ほどかっこ悪いものはないです。
旦那に謝れない妻も保身です。

子どもに頭下げれない親は立場を守っているだけです。

もし保身をしたいのなら、できるだけ早い段階で謝るってことをオススメします。




ちばつかさ こころとからだの中身から

元プロ野球選手の柔道整復師 こころとからだのコーディネーター ちばつかさのWEBサイト

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