悲報。『好きなことを仕事にしよう!』と意気込んでいる人に教えたいこと。
先ほどコラムがあがって、アラフォーになってど金髪の僕の写真がデカデカと掲載されていました。はい。イタイ男です。すいません。
昨年はこれで性欲を抑えたものの、もう慣れてしまって今年も性欲の秋が到来しています。いや、気づいたことがあって、僕が求めていたものは性欲ではなく母性だったんだと。
あまりにも人の相談ごとに乗り過ぎて、僕が包まれていないじゃないか。そう気づいたアラフォーの秋です。
僕を優しく包み込んでくれる母性はひっそりと募集中です。今は三女のほっぺをすりすりすることで解消してるけど。まぁ僕のことはどうでもいいですね。
さて、ど金髪にしても大丈夫な仕事を今している、というより自営業なので周りに迷惑かけたり支えてもらったりしながら好き勝手仕事しているんですけど、世間ではなんだか
“働きかた改革”なんて言われていて、その中で「好きなこと仕事にしよう!」と意気込んでいる人も多いと思います。
そんな意気込んだ人にぶっ込んだ話をしてみようかと。
一応、法政大学経済学部経済学科出身の僕。といっても中退だし、学んだ記憶があるのはほとんどないんだけど、一個だけなんとなく覚えているのが写真にもある
需要曲線と供給曲線
ってやつです。たぶん、経済学やると一番最初に出てくる初歩的なやつ。これしか覚えていないってどんだけだよ。当時はギャンブルand遊びづけだったのですいません。
で、この需要と供給があって初めて売買が成り立つわけだけど、「好きなことを仕事にしよう!」と意気込んでる人っていうのは言い換えると
「好きな供給を作って買ってもらおう!」
ってことになります。基本的に商売は、来るであろう需要の波を先読みして供給を作り出していき、波にのれた商売がうまくいくようになっています。
頭がいい人、ビジネススキルに長けてる人はこの先見の明と資金があり、爆発的な需要をキャッチします。
一方、「好きなことを仕事にしよう!」なんて意気込んでる僕みたいな人は、先見の明とか関係なくて、思いっきりマスターベーション的な供給をつくります。
芸術家、ミュージシャン、スポーツ選手、お笑い芸人さんなんかもそうなのかな。
供給が先に、しかも好き勝手な供給なので需要が起きるかなんてわかりません。
あの今となっては誰もが知る宮沢賢治は、生前は全くの無名で、没後に有名になりました。
そうなんです。好きな供給を追求しようとするのならば、生きている間に売れるかどうかなんかわからないという覚悟がなければできません。しかも、死んでからも需要がないかもしれないし。
先日、出川さんに会ったけど昔はキモいだのなんだのって言われていたのに、芸風を貫き通した結果、出川さんという供給に世間の需要が追いついたからこれだけ人気があるんだと思います。
自分勝手な供給が需要があるのかなんてわかることじゃありません。
それでもやり遂げる覚悟はあるのか?
それでも「好きなことを仕事にしよう!」なんて思えるのか?
覚悟がなければ精神衛生上よくないのでオススメはしません。
でも、ピコ太郎さんみたいに一気に爆発することだって可能性は0じゃない。
そんなことを踏まえて
「好きなことを仕事にしよう!」
と言ってみてください。
さっきよりもトーンが下がっちゃった人は・・・今の仕事とか好きじゃないけどできる仕事を好きになったほうがいいかもしれないね。
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