子供たちが言うこときかない!を解消するため、ただいまこれにて実験中。

「子供たちが言うことをきかない!」という親にとって必修課題みたいなものがあって、特に子育てに一生懸命になりすぎてしまうママさんたちにとっては「おいおい、いい加減言う通りにしてくれよ」と思うことは多々あるかと思います。

どちらかと言うとパパさんたちは、子育てというより友達感覚な感じなのであまりあーだこーだと言わない(いや、言える立場ではないのかも・・)人が多いのかもだけど、それでも時に子供たちにイラつくこともあります。
(ママさんの数百分の1レベルのことでもしんどいって思っちゃうのは男のサガなのかも・・ごめん)

心理学を学んで、野球を教えないレッスンして、子育てしてて、

「そりゃ言う通りに動いてくれたら楽だよね」

って思うけど、言う通りに動いたらきっと子供らしさなんかどっか行っちゃってロボットのようになっちゃうから逆に気持ち悪い。でもイラつく。さて、どうしようって思ったのです。

で、一人目の子供が生まれてから早9年。その途中から実験開始しました。どんな実験か?というと

“言うことを聞かない“なら、いっそ言わなきゃいいかも

という実験。もうね、人様に迷惑かけること、命に関わるような危ないこと以外あーだこーだと言わないことにしました。怒りもしない。

宿題しなさい。挨拶しなさい。片付けなさい。早くしなさい。学校行きなさい。などなどありとあらゆることを言わないのです。
野球レッスンでもまったく言いません。道具揃えなさい。挨拶しなさい。時間守りなさい。を言わない。

最初はね、「なんで野球教えないんですか?」って言われだけど、根気よく説明して、根気よくそれを貫き通したらどうなったか?っていうと、、いつのまにか勝手に挨拶するように、勝手に道具揃えるように、勝手にいうこと聞くようになりました。

なぜですかね?笑

ちなみに昨日はダッシュしたんだけど、僕のレッスンは“ダッシュというメニュー“はやりません。だって、本気出さないから。

昨日は、フリスビー、ラグビーボール、飛ばないボールをジャンケンで選んで、投げて走って捕ってを繰り返して帰ってくるっていう“遊び“を子供たちと考えてやりました。

まぁ本気出すこと。たぶんね

自分たちで考えたルールで、大人も楽しめて、自分たちも楽しいメニュー

だから本気出すんだね。アラフォーの僕が3本くらいでバテてる中「コーチ早く次!」と促されて足が棒状態になりました。

子供って楽しいことは「やりたい!」って思うんだね。

言わないという実験に合わせて、やらせたいことを大人が楽しむってことをしてみてると子供たちもやってくれたりします。

ほら、携帯楽しそうにやってるから子供たちもたちもやりたがるんでしょ?

親も人生楽しんでれば子供も生きたいって思うかも。
親も勉強楽しんでいれば勉強したいって思うかも。
親が仲良ければ子供も誰かを愛したいってなるかも。

日本ってどうしても“楽しむ“ことに消極的で、必死に、ガマンして、耐え抜いてっていうものが美化されちゃう。

でも、人生なんて楽しんだもん勝ちだし、楽しいことって勝手にガマンしたり耐え抜いたりするみたいです。

登山なんて楽しくない人にとっては苦痛でしかないのと一緒だね。

それだけ自分が楽しめるか?
どれだけ大人が楽しんでいるか?

子供たちはそれを横でじっと見ているんだ。ってことが実験でわかったことです。

もちろんルールを守りながらね。

ちばつかさ こころとからだの中身から

元プロ野球選手の柔道整復師 こころとからだのコーディネーター ちばつかさのWEBサイト

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