保身のためのマスターベーション

「怒る」「不快感を示す」って人間に与えられている”態度”なんだけど、基本的にその態度は自分の都合を考えた自己中心的な態度。

「しつけのために怒るんです」は、怒ることでしか人を動かせない自分の無能さに怒ってるんです。

うー。心が痛い。

早くしなさい!は自分が遅れるからだし、挨拶しなさい!は挨拶もできない子を育ててる親だと思われたくないから。

イライラしてる時、睡眠不足の時は特に怒っちゃうね。器は常に大きくいたい。

ちなみに挨拶の効用は”労力のかからない最高の返報性”だと思っていて、とりあえずきちんと礼儀とマナーしとけば保身になる。詳しくはこちらを。


配達員に心ない言葉を浴びさせる
感染者に対して菌や犯人扱いする
医療従事者に対して差別する

この態度もすべては自分の保身のため。
完全にマスターベーション。

んじゃ、なんでそんな態度になっちゃうんだよ?普通そんな態度ありえないじゃん!とついつい短絡的に考えちゃうんだけどそうじゃない。と思う。

保身のために怒っちゃう環境にいるんだから仕方ない。

それは育った環境かもしれない。
教育の問題かもしれない。
社会の仕組みの問題かもしれない。

なぜ、そんな態度になってしまうんだろう?

を考えてみるとどうしても仕方ない部分。

「なんだよ!人としてありえんだろ!」

って怒っちゃうのはこれまた保身だからジレンマが生じる。

人間って所属欲求があって、一人じゃ生きていけないんだけど、どうしてもその他大勢に混じれなくてズレていっちゃう人もいる。

生まれ持った気質の場合だってある。

みんながみんな自分と同じ感覚だって思ったらそうじゃないんだよね。とっても難しいけど。

それがいじめの対象になっちゃったり、引きこもりの原因になっちゃったりするし、社会的孤立を生んだりする。


こうするのが当たり前。
みんなと同じことしているのが普通。
この考えがいい。

それに合わない人も受け容れる社会が

協調性のある社会

僕はそんな気がしてる。

この新型コロナウィルスで、人間の本性が色々と浮き彫りになるんだけど、人間なんてそんなもんだ。

大したことない大したやつなんだ。
そう思うと、すべてが許せるかもしれない。


ちばつかさ こころとからだの中身から

元プロ野球選手の柔道整復師 こころとからだのコーディネーター ちばつかさのWEBサイト

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