コロナで露呈。”健康オタク””アップロード信者”の精神的危険性

太陽に浴びるのは清々しくて気持ちが良いですね。先日の誰もいない公園での一幕。
子供たちは僕に、僕は子供たちに心身の健康を与え合って元気に過ごしております。

新型コロナウィルスの感染拡大で”健康”に対しても考えさせられることが多々あるんだけど、その中に”健康オタク”とか”健康信者”みたいな人は一定数いると思います。

欠かさずランニング
食事は完全にオーガニック
コンビニ弁当やばいぞ
などなど、とにかく健康まっしぐらで行動してる人いますよね。

もちろん、健康を追いかけるのは素敵なことだし健康でいたいと思うのは誰しもの願いです。

でも、これも度が過ぎると心的危険性があると僕は思っています。

どっかの誰が言っていたか忘れたけど

健康はすべてじゃないけど
健康を失うとすべてを失う

みたいな言葉は本当に危険がはらんでる。
この言葉を信じるとどうなるか?

健康を失った時、すべてを失った感覚になる

「はっ?言葉通りじゃん。何言ってんの?」

って思われそうだけど、じゃあ

健康じゃなくなったらもう終わりなの?

って話。

WHOが示す健康の定義を一応

健康とは、肉体的、精神的及び社会的に完全に良好な状態であり、単に疾病又は病弱
の存在しないことではない

この定義が健康なら、ほぼすべての人間は不健康です。
健康の定義に付け足すものだとすれば

と、自分で都合よく心から解釈できる人間が健康

なんですよね。

風邪ひこうが足がなくなろうが
「私、健康」って思ってれば健康ってことなんだと思います。

健康を失うとすべてを失うなんていう言葉に殺されてしまう人。

それは、万が一不健康になった時にその状態に意味を持たすことができない人。

”不健康になった”という事実を受け止めて認めて、その自分と向き合うことで得られるものはたくさんあるんです。

健康って大切だと気づく。
人の優しさに気づく。
医療の素晴らしさに気づく。

いろんな気づきを得て、新しい哲学を獲得できるじゃん。すべて失うなんて嘘だね。

僕は胃潰瘍になったし、自殺未遂までいったけど得られたものがあるから今を生きてる。

過度な健康オタクは、多少の不健康も許せない。許せないってことは

「私、健康です!」と言い続けられなくなった時、誰にも会えなくなりますよ。だって、それを自慢にしてたんだから。

ちょっとくらい余白あってもいいんじゃない?

まぁタバコ吸ってっから仕方ないよね
だって酒飲んでるから
今日も運動不足だからまぁ仕方ない

くらいの感覚でいい。それが逆に健康だったりするんです。

完璧、完全体を目指せば目指すほど崩れ方は早いです。脆さも出る。
柔らかく柔軟性がある心は、変化にも強く
ある意味1番の健康なんですよね。

ちばつかさ こころとからだの中身から

元プロ野球選手の柔道整復師 こころとからだのコーディネーター ちばつかさのWEBサイト

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