大切な哲学。高校球児へ。たとえ甲子園がなくなったとしても。

僕、元々右バッターだったんですよね。
それが左になりなした。
右のままだったら…って思うこと多々あります。

そうやって、過去に執着したりしてしまうことって人間にはあってそれで苦しんだりもするわけです。

今年はコロナの影響で甲子園の予選開催も怪しい感じで、中止の可能性は大いにあると思います。

僕はプロ野球選手になるために学生時代を野球に費やし、1番力がピークの時にプロテストを受けて最終テストまで通過したんだけど、その年に歴史上初の選手会ストライキが起きた。
運がいいのか悪いのかわからないけど、タイミングなんて読めないよね。
この新型コロナなんて誰が予想したことか。

でね。
甲子園を目指してやってきた高校生にとって、「もし甲子園大会がなくなったら」なんて想像できないと思うんだ。

富士山の頂上でご来光を拝むために必死に登ったのに、太陽が出てこなかったくらいの衝撃だよね、きっと。

でも、結果なんて必ずしも肯定的なものだけじゃないというのは何年も生きていれば自然とわかること。

時間の経過に比例して幸福度が蓄積されて増していくなら、自殺する人なんていないよね。

ってことは

人生なにが起こるかわからない

そして

結果がすべてじゃない
大切なのは結果を求めにいったプロセス

だと思うんだ。

僕は独立リーガーで野球人生に幕を閉じたけど、結果ではなくてそこまでいったプロセスで今仕事をしている。

苦しかったり、悩んだり、自殺しようとしたあの時は絶望感しかなかったけど、不思議なことにその絶望感が今の幸せを作り出してる。

ほんと不思議だと思う。

だからきっとその絶望感は
自分次第でいくらでも肯定的なものに変えられる。

むしろチャンスじゃないか。前代未聞のことを経験できるなんてなかなかないからね。

頑張った軌跡は消えやしない。
そのプロセスと向かい合って、未来に活かしていけばいいと思う。

人生なにが起こるかわからないってことは、この今の状況で実感したはずだから。

その苦しみや悔しさと向かい合うんだ。

目を逸らしちゃダメだ。向かい合って理解して認めるんだ。そしてその気持ちと笑顔で別れようじゃないか。

もう、新しい道は始まってる。

ちばつかさ こころとからだの中身から

元プロ野球選手の柔道整復師 こころとからだのコーディネーター ちばつかさのWEBサイト

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