子供たちが僕たち夫婦にこう言いました。

子供たちがこう言いました。

トトとおっかぁみたいな夫婦になりたい

と。
もう、この時点で夫婦としてはうまくいってるわけです。

子供たちに与えるべきものは、もしかしたら高等教育なのかもしれないし不便のない生活かもしれないし、満足な衣食住かもしれません。

でも、僕たち夫婦はそのどれもを”与えよう”と思った事は一度もありません。

なにか与えているものがあるのならそれは

人生って楽しいもんだよ

というお手本だけ。
そのお手本の一つに夫婦生活があるんです。

ケンカばかりの親を見てれば「結婚したくない」なんて思うだろうし「こんな夫婦にはなりたくない」って思うだろうし。

お金がなくてイライラしてたらお金に対してよいイメージが湧かないかもしれないし。

お金がある時もない時も、それを隠すことなく子供たちには言います。
お金ない時でもある時でも楽しめることを知って欲しいから。

お金がなくても笑ってる。
失敗しても笑ってる。
なにがあっても楽しめる。

その”許容”という器みたいなものをできる限り子供たちにはみてもらいたい。

というより、僕と妻は勝手にそう生きたいと思って生きてるだけであって、子供たちに強要しているわけでもないんだけど。

子育てに正解なんかないんだけど、そもそも僕は”子育て”という概念がなくて、自分の人生を楽しんでいれば自然とそれが子育てになってるイメージです。

子供は楽しいことをやりたがる生き物。
大人が人生を楽しんでいれば「生きたい」って思う。「生きたい」と思えばどうやって生きたいのかを考えるようになる。

強要でもなんでもない。子供たち自身が勝手にそう思うだけ。

子育てなんて言葉はおこがましい。

いってきまーす!が元気に言えないのなら
ただいまー!が楽しくないのなら

まずそこから変えるだけでも子供たちの心境には変化が起きるんですよね。

父親であることをやめた時、子供たちが一人の人間に見えた。親であることをやめた時、いかに親というキャラがキャラだけなものであるかがわかった。

人間らしく人生を楽しもうとしていれば、それが勝手に子供に伝染していく。
僕は勝手にそう思ってます。

ちばつかさ こころとからだの中身から

元プロ野球選手の柔道整復師 こころとからだのコーディネーター ちばつかさのWEBサイト

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