兄弟・姉妹間格差を防ぐ

子供が3人いると、3通りの接し方と声かけがあります。3人に同じように接したり声かけをしていると必ず軋轢が生じるんです。なぜなら、子供たち自身が子供たち自身の中に“姉妹間格差“を感じているから。

我慢する長女。
複雑な間っこの次女。
自由奔放で甘えん坊の三女。

3人が3人とも育った環境もタイミングも違うし、その時の親の状況も違うから対応が変わるのは当たり前のことなんだけど…毎日が忙しいと同じように接しちゃうしイライラしちゃうのも当然です。

もちろんこれは男女でも違うし兄弟の中で誰が1番上で誰が真ん中でっていうのも違う。

基本的に1番上は甘えた記憶がなくて、親に守られた記憶がなくて下の兄弟を優先するから我慢してるし、間は間で今まで下で甘やかされてたのに急にお姉ちゃんになって1番上でもないから挟まれて複雑だし、1番下は1番下で上に対して申し訳なく思ったり。

逆に上は上で信頼され、間は放っておかれつつ、1番下は甘えられるというそれぞれにはメリットももちろんあるから、そのメリットとデメリットをバランスよく考えながら声かけとか接したりするわけなんです。

難しいけど。

「お姉ちゃんなんだから」は禁句で「お姉ちゃんなんだから優先」は有効だったり、間っこが悪さやふざけて注目を欲してる時に叱ってしまうのはさらに塞ぎ込めてしまうから、影で間っ子には「しっかり見てるんだよ。愛してるんだよ」を見せたほうがいいし。

会社でもマネジメントがあるように、家族にとってもマネジメントはあると感じています。

難しいんだけど、難しさに飛び込まないと後々家族間問題なんかが勃発してどうしようもなくなっちゃうからね。

嫌なことは先にしとく。
先にしとけばあとで楽だしね。

先日は父親と息子間の相談を受けました。
親も1人の人間だから立派ではないし、親が完璧だと思ったら大間違いだし、逆に子供なんだからってこともなくて“子供なんだから素晴らしい“ってことも多々あるんです。

そんなバランスをみながら。


ちばつかさ こころとからだの中身から

元プロ野球選手の柔道整復師 こころとからだのコーディネーター ちばつかさのWEBサイト

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